子供(小児)の歯列矯正について

治っていく様子


矯正治療を始める前のお口の中の様子

8歳の男の子、生え替わりの途中です。


大人の前歯が生え始めていますが、顎が狭く歯が大きいため大人の歯がキレイに生えそろうスペースが不足しており、凸凹(乱喰い)になっています。また、上の前歯は前に押し出され、出っ歯にもなってきています。

このまま治療を行わず、永久歯への生え替わりが進みますと、典型的な凸凹(乱喰い)の歯並びになります。

永久歯が生えそろってから矯正治療をする場合、顎の大きさと歯の大きさの調和をとるために、何本か永久歯を抜歯して矯正治療をすることになる可能性が高くなります。

しかし、最初に当院を受診した時の年齢は6歳で、年齢的に、まだこれからの成長を利用して、矯正治療により顎を歯の大きさと調和が取れる大きさにまで成長誘導することが出来ます。

この治療により、将来的にも歯を抜くことなくキレイな歯並びを得ることが出来ます。

顎の成長を促進するための矯正装置

当院で、顎の成長を促進するために主に使用している装置です。「クワッドヘリックス」と呼ばれている装置をお口の中に着けたときより違和感が少なくなるように改良したものです。

直径0.9mmの非常に弾力の強いワイヤーで出来ているバネの構造を持った装置で、顎が成長する方向に200g〜300gぐらいの力がかかるように調整されています。

背丈が大きく延びる成長期の時期にこの装置で顎に成長を促進する力を掛けると、顎が自然に成長する量の数倍〜10倍成長を促進させることが出来ます。

第一段階の治療が終わった頃の状態

約1年矯正装置により顎の成長を促進した後の様子です。これから生え替わる大人の歯が収まるスペースも十分に確保されています。

1年弱後、生え替わりは順調に進んでいます

永久歯が生えそろいました


12歳になり、全ての永久歯がキレイに生えそろいました。矯正治療により顎が大きく成長し、歯と顎の大きさの釣り合いが取れているため後から生えてくる永久歯は自然とほぼ適正な位置に順調に生えてきました。

最も「咬合育成」に適した時期に治療を受けると、歯とお口が本来持っている機能が100%発揮され、素晴らしい歯ならびになります。



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