よくある質問と回答

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なぜ歯ならびが悪くなるの
人間の永久歯は親しらずを除くと上下ともそれぞれ14本ずつ合計28本の歯を持っています。

それぞれの歯は7歳頃から順に乳歯から生え替わり、12歳頃に全て生え替わります。そのとき同時に顎の骨も成長し、大きくなり、全ての永久歯が綺麗に生え揃うようになっています。

現代人は一説には食事が柔らかくなり、あまり噛まなくても食べられるようになってきているためか、顎の骨が十分に成長しなくなってきていると言われています。ところが、永久歯は胎生期から1歳くらいまでに顎の骨の中で出来始めるため、食事を良く噛む噛まないに関わらず立派な大きさのものが生えてきます。

そのため、生え替わろうとしたとき、顎の骨が小さいと、無理に大きなサイズの歯が生えてくるため、綺麗に並びきらず歯ならびががたがたになったり、歯が前に押し出されて出っ歯になったりしてしまいます。

もちろんそのほかにも遺伝的に、顎の骨が小さかったり、上下の顎の骨の大きさに食い違いがあったりして歯ならびが悪くなることもあります。
いずれにしても顎の骨と歯の大きさのバランスがとれていなかったり、上下の顎の骨の大きさが食い違っているとき歯ならびが悪くなります
歯ならびが悪いとどんな影響があるの
まず歯ならびが悪かったり噛み合わせが悪いとそれぞれの歯が本来持っている機能を十分に発揮できなくなり、食事が十分に咀嚼できなかったり、言葉の発音が不明瞭になったり(歯ならびが悪い人、歯が無い人や、入れ歯の人の言葉が不明瞭な人が多いことからも分かるように、歯は言葉を発音する際に重要な役割をしています)します。

その上、ものを噛むときなど本来多くの歯が均等に噛む力を負担すべき所を、ある特定の歯のみに大きな負担が掛かり、その歯の寿命を縮めてしまったり、また、歯磨きがしにくくなり、虫歯や、歯槽膿漏の原因となったりすることもあります。

また出っ歯で、唇が閉じにくい場合など、ついつい口で呼吸しがちになります。口で呼吸してしまいますと呼吸の際鼻が本来持っている空気中の異物を除去したり、肺にとって吸い込んだ空気が適切な状態になるように吸気の温度と湿度を高めるといった機能が働かなくなります。

また口呼吸により、口の中が乾燥すると、口の中の粘膜の抵抗力も低下し、細菌の繁殖が活発になったり、歯槽膿漏になりやすくなったりもします。

人の表情のうち、綺麗な口もとや、歯ならびは他人に健康的な感じや、清潔な感じを与えます。
どうして矯正治療で歯ならびが治るの
人間の歯は口の中に生えてきている頭の部分の下に、その頭の部分の1.5倍から2倍くらいの長さの根っこがあり、それが歯茎の骨に植わっているような形になっています。

そしてこの歯の根っこはそれぞれの歯について適切な力を掛けると非常にゆっくりではありますが、歯茎の骨の中を動いていく特性を持っています。歯や歯茎が健康な状態であれば年齢に関係なくこの特性は存在します。

歯とその根っこが持っているこの性質を利用し、間違った位置に生えてきてしまった歯を本来その歯があるべき位置に移動し、歯ならびや噛み合わせを治すのが、矯正治療です。

また、乳歯から、永久歯に生え替わる途中の場合、生えようとしている永久歯を、本来生えるべき位置に誘導したり、思春期の成長を利用して、成長が不十分な顎の骨の成長を誘導したりする事もできます。
指しゃぶりをしていると、歯ならびにどんな影響があるの
指しゃぶりは、上あごの骨を変形させてしまったり、前歯が動いて出っ歯や開咬などの不正咬合の原因になります。

3才くらいまでは指しゃぶりは問題ないとされていますが、5才以降まで続く場合は何らかの対応が必要ですのでご相談ください。
乳歯のうけ口は治療が必要ですか
全ての歯がまだ乳歯の状態は、まだ噛み合わせが十分に安定していない時期です。従ってこの段階での治療は必要な場合は希です。

前歯が永久歯に生え替わった段階で前歯の噛み合わせが逆(上の前歯に対して、下の前歯が前側に噛む状態)の受け口の場合は噛み合わせによって、上顎の前方向への成長が押さえ込まれたり、下顎が前方向へ成長を促進されたりして、上下の顎の成長のバランスが崩れる場合があります。

このような可能性がある状態ではなるべく早く前歯の噛み合わせを治す必要がありますので、矯正歯科を受診するようにしてください。


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